上司とうまく付き合えない新人に共通するただ1つの特徴とその対策
どうも、うめるびです。
私は10年以上会社勤めを続けている中で、上司と上手く付き合うことが出来ずに辞めていく新人を嫌というほど見てきました。
第三者としては、上司の言い分も新人の言い分も、どちらも理解できるし、どちらも否定できます。
ただ、せっかく「社会人としてこれから」という新人が、上司と上手く付き合えないという理由だけで辞めていってしまうのは、なんていうかすごく「もったいない」な・・・と。
で、そんな新人には共通する特徴がただ1つだけあったんですね。それが原因であることは間違いないと思うんですけど、多くの新人がこれに気付かないまま、辞めていってしまったんです。
上手くまとまるか分かりませんが、私の思うことをつらつらと綴ってみたいと思います。
共通する特徴、それは「話さない」こと
上司と上手く付き合えない新人に唯一共通する特徴とは「話さない」ことです。
何を話さないのかというと、ほとんど全てです。
会社のルールや仕事のやり方で分からないことから始まり、休日の過ごし方や趣味といったプライベートに関することまで、とにかく「会話」をしないんです。
今の世の中は「上司との飲み会や付き合い」といったものをムダだと言う傾向が強いように思います。私もその考え方には賛成です。確かに、そういったことには多くのムダが含まれていると思います。
しかし、それは若い世代だからこその発想であり、万人(上司)が受け入れる考え方ではないんですね。悔しいけど。
会社の上司といった世代の方には、そういった考え方は通用しません。くだらない話でも、くだらない飲み会でも、そういった些細な付き合いを重ねることが、上司の「信頼」を築き上げるんです。
とにかく、よく話すこと。
これが出来る人って、仕事はそれなりでも上司の信頼は厚くないですか?
友達に置き換えて考えてみる
このことは、友達付き合いに置き換えて考えてみると分かりやすいです。
例えば、学生時代から仲の良い友達とは「毎日バカみたいな話」ばっかりして、お互い笑い合いながら少しづつ仲よくなってきませんでしたか?
その時の会話の中には、特に自分にとってどうでもいい会話や、実質的な価値のない会話もたくさんあったんじゃないですか?
どんな世代でも、そうやって「友達関係」を築いているはずです。
上司との信頼関係を築く方法も、これと同じなんです。仕事には関係ない趣味の話をしたり、一緒に飯食いに行ってバカみたいな話をする。それだけなんです。
仕事でミスをすればもちろん怒られるだろうし、覚えが悪ければ怒鳴られることだってあるかもしれません。でも、それ以外の部分で「上司との会話」が成り立っていると、上司は「仕事は仕事」といった割り切った考え方で接してくれます。誰だって「普段仲の良い人」をすぐに嫌いにはなれませんからね。
好き・嫌いはハッキリさせる
そのためには、好きになれる上司や先輩を見つける事が大切です。
元から嫌いな人とは「日常会話を心地よく進める」ことが出来ませんからね。つまり、我慢して上司に合わせる必要は無いんです。
嫌いな人と上手く付き合う方法を考えているうちは、物事は先に進みません。そういった態度って、相手も敏感に感じ取るもんです。
どうしても合わない人は、言い方が悪いですけど「嫌いであることも感じさせない程度に適当にあしらう」のがベスト。とにかく長いこと会話を続けない。会話が長引くほど、相手は「自分を嫌っている」ことに気付いてしまいます。
好きな人・嫌いな人を自分の中でハッキリさせることで、それぞれの付き合い方にメリハリをつけることが重要です。もちろん、相手に対する「態度」に差をつけろってことじゃないですよ。
でも、そもそも会話をしない人というのは、話が続かないことが多いですよね。そんなとき私が気を付けてきたことがこれです。
分からないことをそのままにしない
新人が上司に良く言われることですね。でも、これはなにも仕事に関することだけに当てはまるわけじゃないんです。
上司との会話の中で、よく分からない話題が出てくることって多いと思います。これも、分からないままにしてはダメなんです。
会話をしない人は、分からない話題が持ち上がると、口を閉ざしてしまいます。しかし、これは非常に「もったいない」です。分からない話題こそ、掘り下げて聞くべきなんです。そこから、新たな会話が生まれるんです。
「ちょっと分からないです」で終わらせず、「分からないけど、それって何ですか?」とつなげる。
たったこれだけで、あとは相手が勝手に話し出してくれます。会話は続くんです。
目上の人には「話しをさせる会話」をする
つまり、こういうことですね。
目上の人との会話で一番重要なことは、相手が話しをしやすいようにせさることです。
話題の先を見据え、会話がその方向に進んだ時に「楽しい」結果があれば掘り下げる。「つまらない」結果しかないのなら早めに切り替える。分からない話題は、知ったかぶらずに素直に聞いて、さらに掘り下げる。自分から話題を振らずとも、受け身の会話で十分です。
相手が自分に対して「話をしていて楽しい」と思わせることが重要です。
まとめ(で全て覆す)
とにかく、くだらなくてもなんでも、会話を重ねること。
友達付き合いと同じように、積み重ねることで信頼関係を築く方法は、会社でももっとも有効な手段です。
そして、会話が上手くなければ「相手に話をさせる会話」を心掛けることが大切です。
で、最後に今まで話したことを全て覆しますが、私のぶっちゃけた本心はこれ。
会話なんて、その方法や話題は何でもいい。どんな方法を使おうが、どんな話題を話そうが「相手が人それぞれ違う」時点で正解なんて無いし。とにかく「相手の態度」をよく観察して、その人に合った会話を探るしかない。それが分からなければ、その人とコミュニケーションを取ることをあきらめるしかない。
うーん、やっぱりこの話題はまとまりませんね(笑)