フェレットの散歩はできる?挑戦してみて分かった「やり方と対策」
どーもうめるびです!
今回の記事はフェレットの散歩についてです。
みなさんもネットやテレビでフェレットを散歩させている方を見かけたことがあるかと思います。
あれってすごく楽しそうですよね!私も是非やってみたい!
でも、うちにいる3匹のフェレット、その様子を見ている限りだと、そもそもフェレットって本当にお散歩が出来るのか?ちょっと疑問です。基本的に飼い主の言うことなんて聞かないですから(笑)
ってか、あんだけ家の中ではしゃぎ回ってるんだし、基本的にフェレットって散歩必要なくね?とも思います。
でも、うちの子と一緒に散歩行けたら絶対に楽しいだろうなー(*'ω'*)
ってことで、意を決して挑戦してきました!
実際にやってみて分かった「散歩のやり方」と「事前にやっておいた方がいい対策」を紹介します。
フェレットのお散歩は出来る。けどやっぱり向いていない。
いきなり結論から書きますが、フェレットのお散歩は可能です。実際、お散歩するのめっちゃ楽しいですよ!
けど、ぶっちゃけて言うとフェレットはお散歩に向かない動物でした。
ただし、いくつかの条件をクリアした場合に限って、フェレットの散歩はめちゃくちゃ楽しいものになると思います。
これについては、うちの子が3匹とも同じような行動をしていたのでそれなりに信用性はあると思っています。が、あくまで例外もあると思いますので、あしからず(笑)
では、さっそくフェレットがお散歩に向かない理由を書いていきます。
まず、お散歩用のハーネスを嫌がる
これ、多分ほとんどのフェレットは嫌がると思います。うちの子は3匹とも嫌がったので(笑)
ハーネスを嫌がっているうちは、フェレットはまともに歩こうとしません。なので、ここをクリアしないとお散歩そのものが出来ません。
対策1:ハーネスに慣れさせる
これの対策としては、まずは家の中でハーネスを付けて歩かせる練習をしておいた方がいいです。
つまり、外に出る前に慣れてしまえ!ってことですね。
また、普段からハーネスを付けて生活させてみるのもいいと思います。
最初は足でハーネスを引っかいたり、地面に擦り付けたりして嫌がると思いますが、慣れてくるとハーネスを気にせず遊びだします。ここまでくればOK!
対策2:フェレットに合ったハーネスを選ぶ
ハーネスといっても、その形状はいろんな種類があります。
機能差やフェレットの個体差によって上手く使い分けるのが良いですね。
代表的な3タイプの特徴と、私が感じたメリット・デメリットがこちら。
紐タイプ
8の字にした1本の紐を、背中側から前足にかけて装着するハーネス。構造がシンプルで値段は安いですが、デメリットとしてはサイズの調整がしずらく、負荷がかかると外れやすいことが挙げられます。ちなみにうちの子たちで試した結果、全員見事に外しちゃいました。なので私は今は使用していません。
ベストタイプ
首輪と胴輪が一枚の生地で作られた一体型のハーネス。首輪・胴輪それぞれのサイズを別々に調整できるので、フェレットの体にフィットしやすいのが特徴です。デメリットとしては、生地の面積が大きいので嫌がる子はとことん嫌がる傾向があります。うちの子の場合「ルビー」はこのタイプがダメでした。
首輪+胴輪タイプ
首輪と胴輪が別々になっていて、それぞれを装着した後に背中側で一つに繋ぐタイプのハーネス。ベストタイプに加え、さらに「首輪と胴輪が個別に動く」ので、ほぼすべての個体差をカバーできる設計です。デメリットとしては、高機能な分、やっぱり値段が高いことですね。
外の景色にビビる
次はこれ。うちの子たちはまず「初めての外の景色」にビビッて、動くことすらままならなかったです。
これって少なからずフェレットにとってストレスを感じてしまうんじゃないかな・・・っていうのも、フェレットが散歩に向いていない原因のひとつです。
ってことで、フェレットをちゃんと散歩させるためには「外の環境に慣れさせる」ことも必要ですね。
対策:最初から散歩させようとしない
まずは外出することに慣れさせましょう。
キャリーに入れて外を歩くだけでもフェレット達は雰囲気を掴めると思います。抱っこしながら外を歩いてみるのも良いですね。
外で放してあげたときに、自ら興味を持って歩き出すくらいまで慣れればOK。
ちなみにうちの子たち3匹のうち2匹は、慣れるまでに3回ほど外出の練習をしました。1匹は最初から全然平気でしたけど(笑)
やっぱり、これについても個体差がありそうですね。
「場所」を選ぶ
上記の問題をクリアできたとしても、最後に待っているのがこれ。
フェレットの散歩って、とにかく「場所」を選びます。
夏の暑い日はアスファルトの上なんてとても歩かせられないし、そもそも日本の猛暑ではすぐに熱中症になってしまう恐れもあるので、あんまり暑い日は散歩自体に無理があります。
それに、フェレットは穴を掘る習性があるため、柔らかい地面の上では「前足と鼻」を使って穴を掘りたがります。これ、結構危険だと思うんです。
うちの子も芝生の上で遊ばせたとき、芝の生えていない地面の部分を見つけて急に穴を掘り始めて、顔(特に鼻)が土で真っ黒になっちゃったんですよ。鼻の中とか大丈夫なのかな・・・やっぱり心配です。
また、犬が良く通る道や場所なども避けた方がいいです。「ジステンパー」怖いっすから。
それに犬と対峙したらフェレット自体危険ですし。こちらが気を付けていても、相手が気にしないなんてこともあるかもしれません。
対策:散歩に適した場所を選ぶ
これはもう、とにかく場所を選ぶことです。
以下のような場所は避けた方がいいですね。
避けた方がいい場所
・気温や地面の温度が高い場所
・犬の散歩道
・柔らかい地面の上
・穴や隙間などがある場所
これらに気を付けた上で、私がおすすめできる場所は芝生です。こんな感じ!
出来れば「きれいに生えそろっている芝生」がいいです。(先ほどの私のような例もありますので)
万が一ハーネスが外れても芝生のような緑一色のだだっ広い場所だと、フェレットの色を見失うことがないですし、どこかに隠れちゃうなんてこともありません。
まとめ
まとめとしてもう一度言いますが、フェレットの散歩は可能です。ただし、これらの条件をすべてクリアした上で、やっと「まともな散歩」が出来るようになるんです。だから私はフェレット自体は散歩に向いていないと思っています。
でも、これらの条件をクリアさえすれば、フェレットの散歩は本当に楽しいですよ!
最適な散歩のやり方
1.近くの公園など、きれいに生えそろった芝生を見つける
2.外出の練習で外の環境に慣れさせる
3.ハーネスを付けることに慣れさせる
4.芝生の上でハーネスを付けてお散歩する
最後に
おもちゃで遊んだりするのもおすすめです。下の画像はガチャガチャの玉です(笑)
慣れてくると放して遊ぶことも出来ます。(危ないのでおすすめはしません。うちの場合はこんな感じでビビりちゃんなので、絶対に逃げません)
あ、でもこれってあんまり「散歩」じゃないかも・・・(笑)
ちなみに、うちの子は蝶々を見て興奮して飛びかかってました。ジャンプ、あんまり上手に出来ないのに(笑)
こういうのも、外ならではの楽しみですよね!(実際めちゃくちゃ可愛いかったですよ)
みなさんも是非挑戦してみてはいかがですか?