売りから始めれば円高でも儲かる!FX売買方法「売り」のしくみ

   

売り

 

米ドル/日本円の外国為替では「円高の時にドルを買って、円安になったらドルを売る」ことで利益が出ます。

この「買ってから売る」取引では、円安に向かって為替が変動している時だけ、利益を出すことができます。

じゃあ円高に向かっている時は「ただじっと見てるだけなの?」って思いませんか?

安心してください、大丈夫ですよ!

FXでの取引は「買ってから売る」だけじゃなく「売ってから買う」ことも出来ます。これだと、円高に向かって為替が変動していても利益を出すチャンスがあるんです。

ってことで今回はFXの売買方法「売り」のしくみについて説明します。

「売り」から始めると円高でも利益を出せる

なぜ「売り」から始めることで「円高に向かって為替が変動していく時」でも利益が出せるのか?

例えば、現時点で1ドル=100円だとします。このとき、1ドルを100円で売ります。

為替が円高へと変動していき、1ドル=80円になりました。このときに先ほど手にした100円で1ドルを買い戻します。

するとあら不思議!

手元には1ドルと20円が残ります。

もともとは1ドルのみだったのが20円余計に残ったので、20円の利益が出ましたー!

・・・って、俺、日本人だから1ドルなんて持ってねぇし!

という茶番は置いておいて笑、普通日本人はドルなんて持っていませんよね?

もちろん私だって持っていません。

じゃあそもそもこの取引は成立しないじゃん!ってことになるんですが、FXでは持っていないはずの1ドルを売ることが出来るんです。

持ってないものを売れる

先ほどの「売ってから買う」という話、結局は持っていない米ドルを先に売ることになります。

ではどうやって持っていないものを売れるのか?

結論から言うと、持ってないドルは借りて売るんです。

「借りたものを売り飛ばす」なんて、なーんか悪いことしてるようなイメージですが、そもそもFXは「外国為替証拠金取引」といって証拠金を担保に、その最大25倍もの資金をFX会社から借りて運用する取引ですので、すでに借金しているようなものです。

だから気にしない気にしない(笑)

・・・っていうのは少し誇張した表現ですが、証拠金取引とはFX会社との信用関係のもとに行われるので、ルールを守った取引であればそれはお互いが「承認済みのこと」なんですね。

つまり、証拠金を担保にすることで運用資金を用意してもらえるわけですから、たとえ証拠金が「日本円」だったとしても、ドルを借りることが出来ちゃうわけです。

持ってないドルをFX会社から借りてそれを売ることで日本円に変え、円高になってから売った分のドルを買い戻してFX会社に返す。

これがFXで「売りから始める」取引のしくみです。

借りたものには利子が付く?

あれ?

ドルを借りたんだから、返す時には利子が付くんじゃないの?

って思った方、鋭いです!

そう、普通はお金を借りると「利子を付けて返す」のが基本です。

しかしFXの場合、取引によって借りた通貨はすべて無利子なんです!

文字通り「すべて」無利子なので、証拠金取引での最大25倍(これをレバレッジといいます)の運用資金に対しても利子が付くことは無いですし、先ほどの「持っていない通貨を借りる」ことに対しても利子が付くことはありません。

これ、普通に考えると「頭おかしいんじゃない?」って思っちゃいませんか?だって、FX会社にとって「無利子」なんてなんのメリットも無いですからね。

でも、これにももちろん理由があります。

スプレッド(手数料)

FX会社はスプレッドと言われる手数料により利益を得ています。

では一体、スプレッドとは何なのか?

スプレッド

この画像は米ドル/日本円のプライスボード(売り買いの値段表)です。

赤枠で囲われているところに「SP 0.3」という表示がありますよね?

これがスプレッドの金額になります。0.3とは0.3銭(0.003円)という意味です。

さらに、「売り」と「買い」の金額を見てみると、スプレッド「0.3」分の差があることが分かります。

スプレッドとは、取引を始める時の「売りと買い」の金額差のことなんです。

例えば上の画像の場合、同時に売りと買いを行ったとしても、買う時は「1ドル=106.02円」に対して、売る時は「1ドル=106.017円」になる、ということです。

これだと、1ドルの売りと買いの注文を同時に成立(為替変動がゼロ)させたとしても「106.02円で買って106.017円で売る」わけですから、「0.003円」の損が出ます。

この「0.003円」というのがスプレッドであり、FX会社の手数料であるわけです。

FX会社は「スプレッドによって利益を得る」ことが出来るため、証拠金取引での利子を設けなくてもいいんですね。

ちなみに、このスプレッドというのはFX会社によって金額が違ったり、取引するタイミング(時間)によっても変動します。(これについてはまた別の機会に書きたいと思います)

まとめ

初心者の私がなんとも偉そうに説明してしまい申し訳ないです。(もちろんそんなつもりはないですよ笑)

ってことで、以上をまとめたのがこちら!

 

・FXでは「買い」と「売り」のどちらからでも取引が可能
・つまり、円安でも円高でも利益を狙える
・FXでは借りた通貨に対しては「無利子」
・これは「スプレッド」という手数料を設けているため
・スプレッドは「FX会社」や「取引のタイミング」によって差がある

 

今回の記事は以上です。

これを読んで、副業FXに少しでも興味がわいた方はお問い合わせフォームからお気軽に連絡下さい!

私もまだまだ初心者ですが、一緒にお話しなど出来たら嬉しいです!

ではまた。

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